うろこ模様

加賀ゆびぬきの基本の模様の一つに、うろこ模様があります。
各色が三角形で並んでいる模様で、連続して並ぶ三角がまるで鱗のように見えるところからついた名前です。
うろこ模様は、コマ数を増やしていくことで使う色も増えていきます。
下の画像のゆびぬきは、「3色うろこ」です。

「3色うろこ」
ここで、もう1色増やしてみたのが次の画像で「4色うろこ」です。

「4色うろこ」
青系の糸が4色並んでいます。色が一つ増えるには、三角形が少し小さくなる必要があります。
地割りのコマ数を増やすことで、4つのスタート地点から、絹糸でかがっていくことになります。
そして、最後の画像は、更にコマ数を増やして作った「5色うろこ」

「5色うろこ」
各色の三角形が、3色うろこに比べると小さくなっているのがわかると思います。
三角が小さくなると、角度によってキラキラとした印象になるので、より鱗の感じが出るような気がします。
うろこ模様を簡単に説明すると、「2色うろこ」「3色うろこ」「4色うろこ」……と、名前通りに色が増えていく……ように思いますが、実際には色数を指して言うわけでもありません。見た感じ、3色しか使ってなくても4色うろこや、5色うろこも作ることが出来ます。ややこしいですよね(^_^;)
要はスタート位置が何箇所あるかによって○色うろこと呼びます。
スタート位置が2箇所なら「2色うろこ」です。
ゆびぬきは、様々な模様と、それ以上に色によっても見え方が変わるところが何より面白く奥深いものなのです。
もう一つ、このうろこ模様、ゆびぬきの中でも使った糸の色が均等に出る模様でもあります。この模様を沢山作って練習することで、ゆびぬき作りが上達するようです。
そんなわけで、私は時々、基本に戻ってうろこ模様のゆびぬきを作ることにしています。

