矢鱈縞の帯留め

着物の帯に締める帯締め。その帯締めを飾るための帯留めを、ゆびぬきで作りました。
落ち着いた矢鱈縞です。
帯留めとは、着物を着た時に、帯を巻きますよね。その帯を締める「帯締め」という紐につける飾りのようなものです。
帯締め自体を蝶のように結んだりして魅せる方法も有りますが、シンプルに結んでサイドに隠して、帯留めを飾りとしてつけるお洒落アイテムです。
○通常のゆびぬきとの違い
通常のゆびぬきよりも、内径が小さいです。更に、表面といいますか、高さがあります。なので、かがりの難易度が上がっています。
糸を綺麗に並べていくのがこんなに難しいのか!!と、サイズや高さが変わるだけで手仕事の難しさにぶち当たって愕然とします。
でも、そこも面白いんです!
○簡単な矢鱈縞
ゆびぬきの中で、矢鱈縞は最初に習うことが多いです。ワークショップでも、矢鱈縞を使っている講師の方が多いと思います。
それは、矢鱈縞という模様は、針一本でゆびぬきのかがる場所を変えることなく、ずっとかがっていけるから。
スタート位置が複数あると、時々「あれ?次はどっちから刺すんだっけ?」と、こんがらがることがあったりします。矢鱈縞はそれがないので、一番かがりやすい模様なのです。
○矢鱈縞の難しさ
ところが、その簡単な矢鱈縞には、もう一つの秘密があるのです!
いや、大げさに書きすぎましたが。
これは長年作っていても、いくつ作ってきても、時たまどうしても「そうなってしまう」ことがあるのです。
それは………「土台の段差で隙間ができる」です。土台の段差は、ゆびぬきのどの模様を作る時でもかがりにくい部分です。慎重にかがりながら、調整して目立たなくすることができますが、この矢鱈縞に限ってはどれだけ慎重にかがっても、ふと気付けば隙間がコンニチハしてくるのです!!

【隙間画像】↑↑↑隙間わかりますか?
糸のヨレだとか、斜めに渡す糸の加減だったりするんだろうと思うのですが…他の模様よりも隙間がコンニチハしやすい。
きっと、どの模様より簡単にジグザグにかがっていくだけの矢鱈縞だからこそだと勝手に推察しています。
○まとめ
結局、矢鱈縞が下手(笑)これに尽きます。
じゃあ上手く出来るようにどうすりゃ良いか、それが今後の課題です。
実を言えば帯留めサイズで矢鱈縞模様は初めて作りましたが(え?)、隙間が開いてない部分を見れば、ヤダ、何これ、粋じゃない?!て思いました(自画自賛)
今後も時々、リベンジしたいと思います?

